脳血流測定&自律神経測定
NIRO-300&HRV

NIRO-300:近赤外線無侵襲脳酸素モニター(近赤外線分光分析装置)
  • 連続的かつ非侵襲的に脳組織酸素需給バランスの変化を測定

HRV:自律神経測定(心拍変動
  • 簡易心電計を用いて測定します。
心拍変動は心拍と心拍の間隔の変化を示す指標です。心拍は実際には微妙に異なる間隔で拍動し、「心拍変動」はその変動幅がどれくらいあるかを測定するものです。(心拍変動は自律神経系の活動状態を反映)

当院では『脳血流測定』『自律神経測定』検査を同時に行います。検査時間は30分程度です。
NIRO-300の特徴(何ができるの?)
NIRO-300 は、近赤外線分光分析(NIRS:Near-Infrared Spectroscopy) を用いて、脳組織の酸素需給バランス を測定する機器
💡 救命救急センターでの使用例
  • 重症患者の脳の酸素供給をリアルタイムでモニタリング
  • 血流障害、低酸素状態、脳の虚血(血流不足)の評価
  • 新生児・小児医療でも、脳酸素の供給バランスをチェック
💡 精神科・メンタルヘルスでの活用例
  • 前頭前野(DLPFC)の血流変化を測定 → うつ病や認知機能評価
  • ストレス・不安による脳の酸素供給の変化を解析
  • tDCS(経頭蓋直流電気刺激療法)やrTMS(反復経頭蓋磁気刺激療法)の効果を客観的に評価
💡 特に近赤外線分光(NIRS)を使った脳血流測定は精神科でうつ病やADHDの評価にも応用
自律神経測定(HRV / 心拍変動解析)
💡 簡易心電計を使用し、心拍変動(Heart Rate Variability, HRV)を測定します。
  • HRVとは?
- 心拍と心拍の間隔(R-R間隔)が微妙に変化する幅を測定することで、自律神経の活動状態を可視化 できます。
 - 交感神経(ストレス・活動)と副交感神経(リラックス・回復)のバランスを解析し、ストレス状態や心身のコンディション を評価します。
精神的・身体的な状態を総合的に把握
💡「脳血流」と「自律神経」の両方を見ることで、うつ病や不安障害のような精神疾患だけでなく、ストレス性疾患や自律神経失調症のような身体的な症状についてもより詳しく分析できます。例えば、脳の特定部位の血流が低下している場合に加え、自律神経のバランスが乱れ
ていることがわかれば、より的確な治療法を選択することができます。

検査ご予約・お問い合わせ
どちらの検査も心と体の健康を見つめ直すためにとても役立つ検査です。
ぜひ当院で自律神経検査や脳血流検査をご体験ください。
お気軽にお問い合わせください。
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